「カザの命が尽きつつある」と国連パレスティナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリ―ニ局長がイスラエルによる電気・水の供給遮断と空爆を批判。
すでにガザ北部では100万人が家を失いました。
UNRWAはガザで活動する最大の国連機関ですが、すでに14人のスタッフが死亡。イスラエルが国際人道法を踏みにじっていることはもはや明らか。
バイデン大統領は米TVのインタビューでイスラエルによる「カザ再占領は大きな過ち」と述べましたが、同時に「ガザからのハマス排除は必要」との認識を示しました。
しかし、パレスティナ人とハマス、民間人と戦闘員を「区別」することは、この状況では不可能。
イスラエルもガザの再占領を目的とはしていません。「ハマスを排除するために」地上軍投入をする、としているだけ。
また地上軍投入を、しばらく延期しても、空爆は「容認」したことになります。
欧州は勿論、中東ではパレスティナへの連帯デモは、空前の規模で広がっています。
もし、戦争となれば、中東・イラン対欧米の「世界戦争」になりかねません。
すでに東地中海には米軍の空母2隻、巡洋艦、駆逐艦、それに欧州各国の海軍が威嚇のためとは言え集結。
米国は直ちにイスラエルの国際人道法違反を止めるべきでしょう。