どうもジャニーズの記者会見の際、望月記者の発言の際、罵声を浴びせて妨害をしていた男がいるらしい。
その男は「サクラ」か「総会屋」ではないか、という疑いが出ていたところ、デイリー新潮によれば、「れっきとした産経記者」だと言う。
これをもって、「新潮」は「サクラ」や「総会屋」という疑惑を「陰謀論」と断じ、また望月記者を貶めようとしている。(「望月記者もどうかと思いましたが」という同席した記者の言葉を掲載)。
これを読んだ時、私は一瞬戸惑った。総会屋の「サクラ」的怒号というのは、本来株主総会での行為のこと。
株主総会は株主しか出席できず、総会屋もれっきとした「株主」である。総会屋は経営側に雇われて、株主総会で、場合によっては「やくざ」まがいの怒号と罵声によって経営陣への批判を封じる。
であるから、記者会見で「産経記者」が望月記者に対して罵声を浴びせていたとして、その行為を「総会屋」、「サクラ」と呼ぶのは、比喩的表現として間違っていない。
この記者、スキンヘッドの30代、がたいもいい、というから、同席した人、特に望月記者はさぞ恐ろしかったに違いない。
ともかく、その男、記者でありながら、ジャニーズに都合の良い罵声と怒号を発揮していた、これメディア倫理としては総会屋以下ではないか?