BT)まさに。「引きこもり」問題は、教育・学歴を統合の要とした近代日本150年の危機です。
ここに群がる「ヤクザのしのぎ」まがいのビジネスが大量発生しており、これはこのままでは拡大していってしまいます。
また全面オン・ライン授業の問題点は、学校側が生徒が「監禁」されているかどうかをチェックする機能がないことです(あるいはあえてチェックしない)。
リアルな校舎やクラス、校庭があれば、いくらなんでも「監禁」されている少年たちがオン・ラインで授業を受け、親がその「監禁」費と授業料を払う、と言うことはない筈です。
またこの問題は現在日本が、厚生年金世代の親に50代以降の「子供」が経済的に「依存」している構図の一つでもあります。
というのも、結局親は1千万から数百万の「監禁」費用を支払っているからです。
いわば戸塚ヨットスクールの全面化というべき事態が広がっている、ということです。
ここまで来るとまさに「社会」の解体の危機です。
かような時に、全面オン・ライン学校法人をただ礼賛しているマスメディアは一体何を考えているのか?