「AIが早期退職者を予測?」
NHK東海に拠れば、名大経済学部の鈴木智之准教授はAIを用いて、Z世代の「早期退職者」の傾向を「ダーク人材」として割り出せる、と発表。
彼らの言う「ダーク人材」とは「上司に不満を言う」、「職場に不満を言う」、「恩を仇で返す」などの特性をもち、「サイコパス」、「自己愛主義者」と概念化され、職場にも一定数いるとされる。
名大のプレスリリースは、「400名」のサンプルを集め、全員3年以内に「辞めた」とこのAIの「高性能」ぶりを喧伝。
いやはや、AIを用いた「ヒト」の選別は予想していたが、早速「ダーク人材」と来た。コラボしており「レイル」なる民間会社も要するにコンサル業。
ちなみにZ世代の早期退職率が高いのは、仕事の負担の重さと報酬・将来未来があまりにも釣り合っていないため。多くの「正社員」は3年程いれば、「昇給」も「昇進」もないことがわかり、自ら去っていく。そこに新卒が「正社員」入りするという循環。
労働市場から撤退した「ひきこもり」は失業率に換算されないので、現在日本の正規労働者、失業率は現実より低く出る。
それにしても、この鈴木准教授、またもや慶応SFC1999年卒業の専門「人的資源論」。先日の性的加害の金子遊とほぼ同期。次から次へ凄いOBが輩出。