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フランス「暴動」の報道について

 近年仏「ル・モンド」が右傾化(新自由主義化)し、それに抵抗する記者たちが「メディアパート」を立ち上げたことは投稿。

 今の「ル・モンド」編集長に面識のある知り合いによれば、「八方美人で敵を作らず、着実に出世した人」なので、ここ数年の「ルモンド」が全体として、どうにも「頼りない」ことにも得心がいく。

 特に「服従しないフランス」や「NUPES」など「急進左派」へのネガティヴ・キャンペーンが凄い。ENS出身のT.ピケティやノーベル文学賞受賞のA.エルノーが「急進左派」への支持を明確にしているにも関わらず、だ。

 「ルモンド」は「怒れる大衆」には「経済の仕組み」はわからない、と言わんばかりの「賢者」の振りをするが、いくらなんでもピケティよりルモンド政治部が「経済」について「わかっている」ということはない。

 このようなルモンドの右傾化は今回の「暴動」報道に関する「メディアパート」との差として如実に現れている。

 マクロンは政治家に担がれる前にロスチャイルド銀行投資顧問、ENA(国立行政学院)OBのコネでオランドの後釜に座った人。

 オランドを始めとしたENA派は、今回の件でもNUPESの誹謗中傷に余念がない。

 ルモンドはENA派の側面援助というところか。
 

さん

ルモンドはQAnon騒動の時も、他のジャーナリストや研究者が「胡散臭い」と退けたイタリアの「Q」(1999年出版)という作品の作者集団Luther Blissettの1人の「QAnonの起源が彼らの小説だ」という言い分をそのまま垂れ流していました。

日本で柴山昌彦議員が牽引する共同親権とDVで逃げた妻子の「犯罪化」を進める政策の牽引役となっている、日本で日本人妻子に逃げられたフランス人男性VincentFichotが主張した日本の親権に関する誤った言説も、ルモンドは真偽を精査せずに載せており、ルモンドに対する評価ダダ下がりだったので、三宅さんのお話で納得いきました。

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