「抵抗する」という動詞は常に現在と結びつかなければならない(現在形で活用させなければならない)L.オブラック
今日、6月29日は、ナチス占領下、多くの犠牲者を出したリヨンのレジスタンスのサバイバーでもあり、また劇的なエピソードでも知られるリュシー・オブラックが生まれた日です(1912生)。
リュシーはレジスタンスに参加、逮捕された夫を救うために運動に加わり、見事夫を「奪還」しました。
リュシーは2007年3月、94歳で亡くなりました。上の引用は、その著『孫たちに語る「レジスタンス」』文中のもの。
ラジオ・フランスは、今日リュシーの記憶を呼び起こし、、「名誉、平和、人権」のための「正義の戦い combat juste」を体現した、とオマージュを捧げました。
リヨンはレジスタンスの中心となった場所。それだけに犠牲者も多い。フランス国内軍司令官J.ムーランも、「リヨンの虐殺者」K.バルビーのゲシュタポの網にかかり、拷問死しました。
戦後バルビーは米情報機関と取引の上、南米に亡命。ボリビアでのゲバラ殺害にも関与。
翻って、日本は「ファシズム」への「抵抗の記憶」を伝達してきたでしょうか?
尚、下のリンクからラジオ・フランスのページに飛べます。
https://twitter.com/Limportant_fr/status/1674402109104562178