「ZEN大学(仮)が「通信制」であることは何を意味するか? 上」(拡散・貼り付け歓迎)
ZEN大学計画はまだ設置審に申請もしていない。しかし「申請するぞ!」と動画で宣言している「組織主体」はある。ですから、その主体を、仮にZEN組織、略してZ組織と呼びます。
Z組織は一年間の授業料を38万円で「安い」と主張。しかし、「通信制」の大学としては破格に「高い」。
4年間では152万円。
これを他の通信制大学と比較すると、
中央大学(通)52万8千円
法政大学(通)60万円
放送大学 70万円6千円
日本大学(通)79万7千円円
慶應義塾大学(通)86万円
となる。
さて、他方現在私学の半数が定員割れ、直近では恵泉女子大学が閉校を発表。ここ数日の日経では「私学淘汰」の記事が一面。
これは定員割れが続いた場合、私学助成金の「打ち切り」の警報が鳴るためです。
ではZ組織は「5千人」という巨大な定員を満たせるのか?という疑問が生まれます。
関係者の間では「5千人は無理だろう」と言われています。
では何故?
実は「通信制」は定員充足率に縛られない。これがポイントです。鈴木寛さんの「法律は守りますよ、守りながら・・」の意味深な発言の核心はおそらくここにあるのでしょう。