「新聞広告について」
さっきの「一日600字読んでバフェットになれる」もそうだけれども、最近は明らかに「怪しい」広告が多い。
これは新聞部数減と多いに関係があるだろう。最近「記事」がない、『朝日』を筆頭に広告料が格安になっているに関わらず、広告を出す余裕がある企業が減っていることが主要因。
現在、最も羽振りのいい軍需産業とその系列などは、いわゆる「消費財」を扱わないので、そもそも広告が不要なのです。
逆に「中の中」解体の煽りをくった消費財を扱う業界は基本斜陽なので、広告を出す余力がない。
例えば80年代の若者を「消費者」とした西武系の倒壊、ダイエーの倒産などはその象徴。
代わりに、「詐欺師」系の商売広告が、大手新聞広告に頻出する、ということだろう。
ま、実際、言説の世界でも「知の猛者」なる詐欺師たちが主要な舞台を占めるようになった。
これをスパルタカス君的に「下剋上」とは言えるかも、だけれども。