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 東浩紀の「転向」仕草ー対マジョリティ用

 東浩紀、なにやら突然「反PC(ポリティカル・コレクトネス」から「PC」の横領・簒奪へと軌道修正を図っているようだ。

 「誰でも間違う」のであるから、「訂正する」という運動があるだけ、などと言っている。

 「誰でも間違う」ことがある。一般論としてのその通り。また「絶対的な正しさ」はない。哲学的にはそうでしょう。

 しかし、東に関しては「いつも」間違ってきた(いつも「正しい」と回想していた「残念な」人もいたが)。ついこの間まで「PCは知識人の出世の道具になっている」などと嘯いていた。

 また「絶対的な正しさ」はなくても、ヒトが生きるには「相対的な正しさ」は必須。東は、この「相対的な正しさ」を学ぶことを若き日から全力で拒否してきた、骨の髄からの「出世主義」者と言える。

 ま、閉じられたJ空間でだけ、これまで誤魔化してやってこれたが、そろそろ「リベラル」仕草もしてみせよう、という計算なのだろう。勿論、あくまでマジョリティ用だが。

 しかし、例の衆院選後のネット番組で共に福島みずほをオフラインにて一方的に罵倒した石戸諭や太田光とととも「ゲンロン」でじゃれあって合っているのだから、この「転向」のレベルの低さが知れる。

 

 

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