なおGerstleは、新自由主義秩序は終わったが、その後に何が来るのかはわからない、と言っている。ヨーロッパや日本でマルクスが再読されているのもその流れと考えてよい。

日本では(世界的には既に終わった)新自由主義を褒め称える学会ができたらしいが、下記の記事が時代の無意識をよく表している。

若返りなるか規制改革派 新学会で語った無念と継承
nikkei.com/article/DGXZQOUA14E

「会合には歴代の改革派が勢ぞろいし、現政権の改革姿勢について次々に不満を表明した。記者の目には、会場では若手・中堅よりもシニアの「改革派著名人」やジャーナリストの姿が目立つようにうつった」

「宮内氏の憂いに対し「いや寂しくない! こんな面白い時代はない。やることはいっぱいある」と突っ込んで会場の笑いをとったのはジャーナリストの田原総一朗氏」

田原総一朗氏は昭和9年(1934年)生まれ、88歳。
新自由主義秩序も約100年続き、トランプの出現とグローバル化の終わりと共に、終焉を迎えた。

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