さて、「GX基本方針」に戻ります。
この「GX」、「グリーン・トランスフォーメーション」の略。
しかし、この方針、原発の耐用年数を従来の「40年」から「60年」へ、そして「お休み」の期間=3・11以後の「休止」の場合、「70年まで可」、さらに新規建設宣言、であるわけですから、どこがどう「グリーン」なのか?
まだ、福島原発の除染、汚染水処理、そして廃炉の見通し、何も立っていない。
「GX宣言」=「我が亡きあとに放射能よ、来たれ」宣言にしか解釈できません。
それにしても、近年「DX」やら「GX」やら、「閣議決定」やら、市民を虚仮にした小手先の目くらまし、の広告用語、多すぎです。
マスコミは、それを「垂れ流す」のではなく、言葉の用法まで含めて批判的に報道するのが「社会の木鐸」(死語?)の役目ではないででしょうか?
]