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「年金受給日に、豆腐・納豆が消える?ー現代の都市伝説」

都市在住高齢者(特に「単身女性」)の貧窮化を背景にした「現在の都市伝説」に、「年金受給日にスーパーから「豆腐、納豆、もやし」が消える」というものがあります。

私も2・3度行ってみましたが、棚にありませんでした。

ただ、これは時間帯にもよりますし、物価高の今日、安価で植物性蛋白を含む3品はいつも品薄なのかもしれません。

実際、豆腐というのは、安価なたんぱく質としては貴重なもので、近代日本が明治以降一貫して格差が拡大し続ける中、栄養失調による大量の「餓死」者を回避できたのは、「豆腐」の貢献が大きい、とまで言われています。

それはそれとして、現在大都市在住高齢者、とくに女性高齢者の貧困は非常に深刻な問題です。

旧公営住宅に幸運にも入居できた人は、豆腐と納豆の助けを借りて、月8万円でもぎりぎり暮らしていけるかもしれません。

しかし、ある時期から不動産業からの「民営化」圧力のため、安価な公営住宅は日本にはなくなりました。 

先日、引きこもりの中年男性が、ホームレスの高齢女性を「殴り殺す」という陰惨な事件が起こりました。

昔「弱い者がさらに弱い者を叩く」という歌がありました。

この「抑圧の移譲」、回避できるのでしょうか?

 

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