昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日はハチドリ舎にドキュメンタリー映画を見に行く予定だったので、10分だけジョインしました。
岡崎さんが、昨日の車椅子ユーザーのかたについてお話しくださいました。とても印象的だったのは、核兵器禁止条約の締約国会議を広島で行いたい、と車椅子ユーザーのかたが考えているという話で、それはむちゃくちゃ良いなと思いました。この活動を気に入ってくださっているとのことなので、次にお会いできたらそのお話をうかがってみたいです。
その後、ハチドリ舎にて『医学生 ガザへ行く』を見ました。BSで何度か見ていたんですが、ノーカットバージョンを見るのは初めてで、というか、すごくカットされていたんだなと昨日初めて知りました。
最初のイタリアの友人たちとの場面や、風景のシーン、ハマス幹部の写真を見るところなど、かなり細かくカットされていたんですが、衝撃的だったのはレントゲンでバラバラになった弾丸のかけらを見つめるシーン。なぜ弾丸がバラバラになったのかを「弾丸が爆発したからだ」と医師が説明するんですが、そこがBS版ではカットされていたんです。
それ、めっちゃ大事なところなのでは、と思いました。
ぼくはBS版を見て、「なぜ弾丸がバラバラになるのだろう」という疑問を
「自分について深く知る機会は、人生において、そう何度もあるものではない」
ガザに戻るか戻らないかの葛藤の末に、リッカルドは自分自身について深く知ることになった、というのは、ものすごく示唆に富む言葉だなと思います。
人が自らの経験から発する、真実の言葉だなと思います。そういう声は、なかなか聞けるもんじゃない。とても貴重な、大切な声だと思いますね。