さて、昨日はあまりにも眠くて何も書けなかったので書きます。昨日はコンクエストに行ってきました。
印象に残っているのはサウザーさんのスピーチ。サウザーさん、バスケットボールはそんなに得意ではなかったんだけど、ガザではみんなサッカーが好きでバスケはそんなに得意じゃない人ばかりだった。だから生まれて初めて「バスケが上手い人」になった。バスケをやったのはYMCAだったんだけど、空爆された。バスケットコートは墓地になっている。
YMCAが襲われたのは、写真を撮ってくださる中奥さんからお聞きしてはいたんですが、そこでの思い出を聞くと、より一層、痛みが伝わってきました。
あとは広瀬さんのスピーチも印象的でした。
3年前くらいに広島に住んでいる黒人の方々と一緒に「Black Lives Matte」運動をやっていたけれど、理解してくれる日本人が増えず、解消してしまったという。
マジか、と思ったのは、ぼくはカウンターの人と一緒にBLMのサイレントスタンディングをやってて、たぶん、一緒に立ってた人だったら誰でも広瀬さんと合流しただろうなと思ったんです。もちろんぼくもです。お互いに全然知らなかったからなんですよね。
アーティストの素晴らしいパフォーマンスは、メモリが足りなくて撮影できなかったので、ぜひあんどーさんのインスタを見てください。
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素晴らしい夜でした。もしスタンディングに立ってみたいけど少し迷ってるみたいな人がいらっしゃったら、オススメしたいです。第三回もあるはずなので、気楽に参加ください。
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小山田浩子さんと一緒に立ったとき、東京でデモやってる情報は知っているのに、広島でこういう活動をやっているという話は届いてこなかった、って話が出て、すごくわかりますってぼくも同感したんですが、ネットの情報にはそういうところがある。東京からの発信がばんばん流れてくるけれど、近場の情報は意外と少なかったりする。
ただ、今回、原爆ドーム前で行動してくれた人たちがいたおかげで、色々と繋がれそうな感じがしていて、それはめちゃくちゃありがたいです。
広瀬さん、そうやって集まらなくなった活動の話をされたあと、現在の原爆ドーム前も最初は四人くらいで、毎日やろうとなったとき、一人だけじゃつらいから二人で回そうと思ったら、週五日とか六日でやらなきゃいけなくてとても大変だった、人が増えたからこそ今も続いている面もあって、だから音楽ができるとか何か特技があるとかじゃなくても、新しく来てくれる人がいるだけで違うんだ、とおっしゃってて、本当にそうだよなあと思いました。
二月一日にはミャンマーの方々がスピーチをしてくださるそうなので、それをお聞きするのが楽しみです。
ぼくは基本的に動く看板くらいの気持ちでスタンディングに参加しているんですが、それも間違ってなかったのかもなと思ったりもしました。