日記:gwの食事と固定概念について
(承前)
結果として主食は「なくても全く問題なかった」のである。
確かにあった方が美味しい時もあった(ごぼうのピリ辛甘酢あんかけ炒めを作った時はお米があった方がいいと思った)。しかし、食事において一汁三菜が理想というわけでもないと感じたあの日のように、主食もまた「おかずの一つ」でしかなかったとようやく自分の中で昇華されたのであった。
GW中は蒸し野菜や蒸し鶏、スープ、ホイル焼きなどをよく食べた。普段より手がかからなかったのに、品数は多かった。せいろやレンジ、トースター、オーブンをうまく使いまわせたからだろう。
ドレッシングが苦手だったのもやめた。蒸し野菜にごまだれをかけるのは美味しかったし、準備も楽だった。蒸した芋は甘くて美味しかった。
ただそれだけのことが、もうX歳になる自分にとってはとても新鮮な体験だった。
歳をとると変わることは難しいという。実際に自分でも柔軟性に欠けてきていると感じるときがあるし、気を抜くと自分の経験を軸に新しい価値観や出会ったことのない知らない考え方、生き方を「否定(悪意を持たない無関心も含む)」することがある。
だけどまだ自分は変わることができるし新しく学ぶことができる。そしてそれをこれからもできる限り謙虚に繰り返していきたい。 #日記