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thisコミュニケーション 全般ネタバレ通してのふとした感想(センシティブ話題注意) 

デルウハ殿がうまい食事を何よりも重要視して生きる目的のようなものにした理由について。

イペリットに襲われてほぼ人類の敗北が濃厚になっていた世界で生きるにあたって「生き続ける」合理的な理由は特にないと思うんですよね。
奇跡を信じて足掻いてみてもいいけどデルウハ1人でできることなんてたかが知れてるし、彼はある程度のイペリットをなんとかできるほどの力と知略はあるけど強いイペリットを倒し切ることはできない。倒すにしても医療や食事の手配またはリソースをどうするかを考えれば「遅かれ早かれイペリットかガスで死ぬなら面倒だからすぐ死んでもいい」し実際腹を切ったり自死することに躊躇いもない彼がなぜ生きようかと思ったら、食べることが好きだから好きなだけ食べてからでも遅くないしその途中で殺されたらそれはそれで構わないと感じていたからではないかと。
生きる理由なんてないしそんなもの考えても無駄で生物だからまたは親が愛し合っていたからとかそんな理由でしかないから自分の生に目的を求めるのは非合理なわけだし、逆に生命はそういうものだから絶望する必要もない。ただ彼は食べるのが好きだっただけ。
そういう彼の生き方に共感を覚えるのです。

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