「貴様をひきむしってはずかしめてやる。その上で巨神兵をくれてやろう。ヒドラもお供につけてやる。みんな清浄の地とへやらに連れていくがいい。腐った土鬼の地も土民共もみんなくれてやる。全部しょってはいずりまわって世界を救ってみせろ!!」というナムリスがナウシカに言う台詞が痛烈で未だに大好きなんですよね。
あくまで他人に向けるのではないという前提にはなりますが、自分に冷笑的な観点を向けつつそうではない部分との矛盾に踠き続けている人物の方が、冷笑の逆張りでこれからは誠実の時代みたいな、個人の態度ですら時代性に回収しようとするノリよりも余程魅力的に感じます。
SNSだと矛盾は他人からすぐに突っ込まれますが、そうやって他人に突っ込まれないように理論武装してツルツルの表面のような性格になるよりも、自分ではどうしようもない矛盾に独りで苦悩している方がずっといいです。
最近、Twitterで言われる冷笑という言葉の意味がよく分からない。自分が冷笑と聞いて彷彿するのは漫画版ナウシカの皇兄ナムリスで、自分自身を含めた世界の全てを蔑んで笑っているような人物なんだが、Twitterで冷笑的な人って割と自分の立場は温存してて他者の立場だけを蔑んでいるタイプが多い気がして、それって冷笑なのか…という疑問が湧く。
病気が治ったあとに、予測してなかった後遺症あるの怖い(頭皮の内側に腫れが残ってズキズキピキピキする)
ChatGPTなどを触っていると、AIの持つ最も優秀な武器の一つはどんな言葉を投げかけられても常に丁寧な言葉を返す、ストレス耐性が最大で自身もストレスを文章に反映させない点だなと思う。常に丁寧な言葉遣いなんですよね。
仮に同じ内容を語るにしても、「こんなことも知らないんですか」という態度を隠せない人間とそういう態度を持たないAIなら、後者が選ばれるだろう。
SNS上の人間のリプライは、余程親しい人間かこちらに配慮してくれる人間でないと基本的に不愉快だ。
コミュニケーションを取る時に、人間が人間と直接やりとりせざるを得ないからクソリプやクソ引用RTが問題になるけれど、おそらく十年以内にAIを間に挟まない人間同士の直接のやりとりは、野蛮な行為と見做されるようになると思う。
安野モヨコさんが推して四季賞獲ったらしいのだけど、読み進めて「うぉ…」となった。
ソフィア・コッポラとエメラルド・フェネルをやろうとしてる感じがするのだけど、ああいうののローカライズって難しいよ。単にそのまま日本に舞台を置き換えていないか。
ディテールのちぐはぐさから、作者は日本で暮らすことのつらさに興味がないのではと感じた。僕はこういうのが苦手なんだなと気付かされる作品だったので、自分の中でかなり重要な作品になりそう。
/ハイヒールの団地少女 - 岩渕杏香 / 【コミックDAYS読み切り】
[ https://comic-days.com/episode/14079602755364287706 ]
ハイヒールの団地少女 - 岩渕杏香 / 【コミックDAYS読み切り】ハイヒールの団地少女 | コミックDAYS https://comic-days.com/episode/14079602755364287706
びっっっくりするほど女子校も貧乏も団地も女もモチーフ全部が馬鹿にされてて普通に腹立つ漫画だと思った 大切なものを踏みにじられる痛みをああやって描きたいことだけはすごく伝わるのにそれ以外の社会の解像度90年代ドット絵か?ってキョトン顔してしまう