やっぱモリミュの三兄弟の描き方って、アニメや漫画の描き方とだいぶ印象が違うんですよね 私としてはop.1「三兄弟の秘密」がその主な要因かと思うんですが

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あの曲、本当に細切れに三人で代わる代わる歌うので、「志を同じくする者」としての側面が強調されるんですよ 同じストーリーラインでも

それもそのはずで、あの子供時代の事件を描くにあたって、3媒体のうちミュージカルだけが「回想」という形をとっている(しかも滅ぼすべき「悪魔」に聞かせるという体で) 結果、「今ダブリン男爵に裁きを下そうとしている我々」の始まりの物語として語られた際に、三兄弟の「同質性」が強調されることになったのかなと

別の部分で興味深いのは、「ウィリアムがこの作戦の中心である」ことが強く印象づけられてたことかな 主人公だからそんなものだろうと思って見ていたけれど、アニメと比べると結構違って見える ルイスとアルバートそれぞれのウィリアムへの思いに続いて「この道の先は孤独と思っていた けれど今傍らに魂の同士がいる
僕は進もうこの悪の道を どれだけ血を浴び罪を背負っても」があるんだよね 「悪の道」を行く決意が先にあって、兄弟がその同士となった、って話ということで

アニメの方はね、アルバートの依頼の印象がかなり強かったイメージ というか、あの家の様子がガッツリ描かれた結果、アルバートの特異性がめちゃくちゃ際立って、正直「何だこの子供…」になった 私は だからだいぶ違うな、と 漫画は原作なだけあって割とその二者の間くらいな印象でしたね

他にもルイスの葛藤と作戦への参加がノアティック号の話に前倒しになったり、op.2の仮面舞踏会シーンでアルバートとウィリアムが「ジェームズ・モリアーティ」として表裏になるような形で歌っていたり(「闇の歌劇」)、特にop.1と2では、「三人でジェームズ・モリアーティ」という側面が強いなと思う

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