快晴の箱根に陰気に着。いい天気だ紅葉の山も美しい
強羅駅とPOLA美術館をつなぐシャトルバス8分間車酔いするorしない。完敗。帰りの箱根登山鉄道の眠気の中で同じPOLA美術館展示ソロ者の手から本が転げ落ちる音を聞いた
屋外設置のガラス彫刻、ロニ・ホーン『鳥葬(箱根)』経年変化が進んでいました
コレクション展「印象派からリヒターまで」、直近で読んだ本の影響でドガのリラックスしたパステル画『ルアール夫妻の肖像』は暗い絵に見えた一方で、ピサロの『エヌリー街道の眺め』は解放された幸福な気分に充満したような大気をのんきに眺めました。
リンダ・ノックリン『絵画の政治学』、8章「ドガとドレフュス事件―反ユダヤ主義者としての画家の肖像」によると、ドレフュス事件を機に反ユダヤ主義に傾倒したドガと同じく“過激な反ドレフュスであった”(ちくま学芸文庫P.310)旧友ルアール一家。とある。https://www.polamuseum.or.jp/collection/006-0508/
この章、ドガという一人の画家を対象に、陰謀論とテクスト(流通する出版物)の絡み合いがいかに個人の心的なレベルから社会的な集団形態になるまで。の説明が非常にコンパクトにまとまっている(P.314~)
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