ここには、体験に基づく批判意識を強く持てばこそ、親密な関係の男性ごと自らも血を流すような友人の苦闘に対し、共感を示したり勇気を労ったりする前に、「前々から思ってたんだけどヘテロセクシュアルの女の人って(常に性愛の対象である男性との多大な緊張が水面下にあって)大変だよね~」「それな~~!」などと、うっすらぼんやりかつ外部から見れば都合よく立場を踏み替え名乗りを変える信用ならないクィアな好奇心を前面に出した返しを、その場の人数比で言えば多数派の状態でついうっかり気が緩んでしてしまった反省があります。
急いで「自分が外部に居るとは思ってないよ」と慌てて付け足したものの、時すでに遅し。たぶん【怖がらせた】