疲れたのでパンの話を読む。下の抜き書きの次のページにパンに陶酔する「美わしきフランスパン」の詩があります。
https://www.panstory.jp/pdf/hen4_2.pdf
第二章 世界大戦とパンの成長
>続木斉は新体詩人としても出色の存在であったが、次の詩は彼のそうした心構えを示すものである。
需要と供給
売るという言葉は今に
もうやがて不要になろう
買うという気持ちも共に
地上から消え去るだろう
買ふ人は買ふ気で買へど
売るわれは売ると思はず
パン一つ、一つに
聖別の心をこめて
これはキリスト教社会主義の理想天国の出現を待望しつつ、隣人愛の精神をこめてパンを売る業者としての心構えをうたったものであるが、(…)