一体全体、映画界もその周りの世界も赤狩りの再演かいと動揺することも多いこの頃、これも年末から見たい
Film Gris 赤狩り時代のフィルム・ノワール
2023/12/23 ~ 2024/01/26
http://www.cinemavera.com/preview.html
>85年に実験映画監督トム・アンダーセン(Thom Andersen)が提唱した定義。1947~1951年に撮られた、アメリカ社会に対する左翼的な批判を特徴とするフィルム・ノワールの分派。冷戦や赤狩りを背景に、資本主義や反共産主義の問題を示し、個人よりも社会的問題に焦点を当てた作品が作られた。
トム・アンダーセン『ロサンゼルスによるロサンゼルス』、映画、B級映画(ブレイド、プレデター2、リーサルウェポン1&2…)で編む私的な都市エッセイの面が染みると同時に、3部構成からは左派の教員の超力作教材をみんなで教室で見ているような節度と距離のある生真面目さをばりばり感じたため信用したい…