人間、ひとつところでコンスタントに集中して働けることで安寧を得る人もいるし、それ以上に自分のやりたいことを、側から見たとき全く脈絡がなくとも、とにかくばんばんやっていける環境がある方が元気でいられる人もいる。自分がどっちか見極めて仕事を(できる限り)選んだ方が幸せになれると思う。
で、バス停まで戻って更に接続路を歩き始めたらまたこの眺望である。何故このレベルの人出で済んでいるのか理解に苦しむが、空いているのはありがたい。しばし佇んで絶景を堪能した。
元々寸又峡観光というノウハウがあった上での長島ダムの完成に伴う鉄路再整備だった。景勝地における観光のツボを抑えているのかもしれない。この辺りは樹木もないから、中部電力か川根本町がそのように整備しているのだろう。鉄橋への案内標識も分かりにくいところには追加で掲示されていた。
そう。大井川鐵道で感心したのが、駅員から乗務員まで皆徹底して「どちらまで行かれますか?」の声かけを欠かさないことだった。南アルプスの南端からはなんとか外れているとはいえ、場所によっては携帯各社の電波が入らない立地である。接遇満足度の向上以上に、万一の事故を起こさないように、ということなのだろう。
お茶好き校正マン。ソシャゲ(主に女子向け)、読書と運動、時々公共交通機関旅(47都道府県の地を踏んだ)、美容、おいしいもの、医療制度、ちょっとだけサーバーとかアプリケーションとかシステムとか、美術館博物館劇場音楽。と、興味爆発雑多鍋の様相です。他鯖のアカウントはリストからどうぞ。