『情報分析力』(小泉悠) #読了 #よしざき読んだよ
その分析・情報資料を求めている人に向けて、インフォメーション(生情報)をインテリジェンス(役立つ分析・情報資料)に変換するために、分析者はなにをするべきなのか――。
本当に重要なエッセンスだけ取り出すとまあまあありがちなビジネス書っぽいことになってしまうんですが、具体例がとにかく著者にしか出せないロシア事例でフックに富んでいる。本書から得られる教訓を一言で表すなら「相手に合わせて具体で語れ」ということになろうが、それが遺憾なく発揮されていた。
読み物としても面白かったです。