『BLUE NOTE/ハート・オブ・モダン・ジャズ』(ユリアン・ベネディクト) #よしざき観たよ
ブルーノートの設立者をジャズメンが語るドキュメンタリー映画。1997年公開だけあって今は物故者となったミュージシャンも多く存命で、レジェンダリーな面子だった。ジャズが商業流通したのがほんの限られた人物の情熱によるものであるの、素直に面白いですね。あの特徴的なモダンなレコードのジャケットも元広告デザイナーの実験的な試みによって生まれたらしい。そういう意味で、私たちが「ジャズ」として認識している文化は偶然の賜物だったのかもしれない。
オタク的にはアート・ブレイキー、ハービー・ハンコック、ホレス・シルヴァー、バド・パウエルらが特に言及されててマイルス・デイヴィスは一回だけだったのが興味深かった。ブルーノート的にはそうなんだ、と感じられて。