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『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン)

人生の選択肢は無限に広がっているという希望を捨てよ。
覚悟を決めて、できないことをできないと認め、やらないことをやらないと決め、選択肢を減らし、残ったことに全力でコミットする。無限のやりたいことリストを「妥協」して有限に減らし、減らし、とにかく減らして残ったものに全力になる。
有限性を受け入れることで初めて残されたものに全力になれる。本当にやりたかった、残されたものをやり切るためには、やりたくもないのにやってる(意識的にか無意識的にかはわからないが)優先度の低いものを後回しにし(これもまた「妥協」のひとつである)、優先度の高いものしかできないと諦める。
残されたものをやり切るためには忍耐が必要である。その瞬間の忍耐を受け入れ(他のものを差し込んで後回しにせず)、忍耐それ自体を楽しむ。
人生に準備期間はない。一瞬一瞬が本番だ。選択肢が無限に広がっているという幻想を捨て、この瞬間の有限の選択肢を決断することで、ようやく本物の人生を生きることができる。
amazon.co.jp/限りある時間の使い方-オリバー・バ

折しも私は数年前にとある資格を諦めて別の職を探して今に至った身で、去年は病気が重くなって限界を思い知らされ、人生の有限性を感じているのがここ数年でありまして、ここ半年ほどの私は、出来ること・したいことを減らすのが人生なんだなと感じておりました。ブログに目標を掲げたのも、したいことにフォーカスし続け、どうでもいいことを人生から取り除くためでもあります。

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