『Left Alone』(Mal Waldron) #よしざき聴いたよ
表題曲「Left Alone」の愁いを帯びたプレイが聴かせる。ビリー・ホリデイへの鎮魂歌的な立ち位置の曲だが、それに留まらない良さがある。2曲目「Cat Walk」の差し足忍び足感も落ち着いている。また、アップテンポな「Minor Pulsation」と「Airegin」も「Left Alone」のマル・ウォルドロンが演奏すると、どこか翳りを感じさせる曲になる。
こういうところからプレイヤーの特徴を感じられるようになってきた気がする。