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『パリのエトワール パトリック・デュポン自伝』

バレエという全く知らない世界の、パトリック・デュポンという全く知らない人物の(いや、バレエ界で知らない人はいないのだろうが、私は知らなかったのだ)自伝で、ほんの参考文献の一冊として読んだつもりだったのに、彼にみるみる魅了されてしまった。
〈アンファン・テリーブル=異端児〉と呼ばれた彼のなんと型破りで情熱的なのか! ダンサーとしてキャリアを積みながら(もちろん、それが彼の最優先で生きる理由の一つだが)、そこに留まらず、芸術監督、俳優、クリエイターとしてマルチに活躍する。そのエネルギッシュな生き方に私まで勇気付けられたら気持ちになれた。
自分の人生を謳歌するってことなんだよな。

amzn.to/3sNX2G3

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