個々の委員は、市民社会の声を熱心にくみ取ろうとしており、ギリギリまで情報のインプットを重ねていました。
今回渡航して、人権の擁護と差別の撤廃のために、これだけの労力を払う人たちがいること、そして人類が差別を是正するための制度を作ってきたこと、ど生で感じることができました。この経験を、これからの活動に生かしたいですし、いろいろ企画も構想中なので、お楽しみに―!
そして、もうひとつ印象的だったこと。
国連には特別報告官制度があり、そこには女性差別に関して調査・報告をする部会があります。その部会の関係者の方ともお話しする機会がありました。
トランスジェンダーに対する憎悪表現が日本で増えていることについては驚きをもって反応されるとともに、トランスの女性の権利を守ることは部会の使命であると、なんのためらいもなくおっしゃっていました。
日本で活動していて、わたしも疲れてしまうばかりだけれど、当たり前の人権が当たりまえに守られる世の中にするために、たゆまず前に進まないといけないなと思いました。
力をもらったジュネーブ渡航でした。一生忘れないと思います!
【遅くなりましたが報告】
2024年10月13日-19日。ジュネーブの国連に行ってきました。女性差別撤廃条約に基づく、女性差別撤廃委員会による日本政府の対面審査(建設的対話)が行われるためです。
この審査に向けて、ジョイセフさん主導で結成された「SRHR市民社会レポート」チームにわたしも加わり、まずは委員会に日本の現状・問題点を知ってもらうためのレポートを作成しました。トランスジェンダーに関する項目を、Tネットさんと共同執筆した形です。
そして、実際の審査に向けて、わたし自身もジュネーブに渡航しました。渡航期間中は、さまざまな機会に委員会・委員へのアピールを重ね、質の高い対話がなされるよう、そして日本政府により充実した勧告が出されるよう、みんなで力を合わせました。
勧告をふくむ「総括所見」には、私たちが訴えてきたSRHR(性と生殖に関する健康と権利)についての項目が多く含まれており、大きな成果が得られたと思っています。
あとは、この勧告を私たち市民社会がどのように活かしていけるかですね🔥🔥
わたし個人的には野党党首の不倫の話よりも「AとBどちらかの名前を書いてね!」というオーダーに対してCの名前を書く大人が立法府に国民の代表として80人以上混じってることの方が深刻だと思ってる。そういう戯れ事がなんか意味ある主張のように考えられている空気の中で政治が行われていることに危機感を感じる。まるで子どものギャングごっこ。
決選投票での無効票が84票もあったというのは異常な多さですが、石破茂・野田佳彦氏以外の名前を書いて投票した議員に、選挙で棄権したり白票を投じたりする有権者を批判することができるのでしょうか? 少なくとも、日本維新の会や国民民主党、れいわ新選組などの議員に有権者を批判する資格はありませんね。
(逆に、野田氏に投票した共産党と社民党の議員は評価したいと思います)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241111/k10014634731000.html
これは最近職場で知ったんだけど、ガンに関してなんでも(まじでなんでも)相談できる無料窓口『がん相談支援センター』というものがあり、電話で相談ができるんだそうです。今後どういう感じで治療が進んで行くのかとか、こういうふうにお医者から言われたんだけどこれって普通なの? とか、退院したあと不安……とか、とかとかとか……。
医者を前にすると流れるように「聞いておいた方がいいこと」がすっぽ抜けちゃったり、なんか気後れして聞けない……とかよくあると思うんですけど、ガンに関してはこういうのがあるらしい。どちゃくそに周知してほしいぜ。
https://ganjoho.jp/public/institution/consultation/cisc/cisc.html
#WhatsHappeningInMyanmar
「ミャンマーのこと忘れたふりしていないか」 市民に銃向ける国軍を辞めた軍人たちは、日本に、世界に訴える
東京新聞 TOKYO Web 2024/11/11 https://www.tokyo-np.co.jp/article/365689
ロシア文学翻訳者の奈倉有里さんが語る2002年から2008年までロシアで過ごした戦争に至るまでの状況、そして語学学習のコツの記事。
当時の戦争に向かうロシアの状況は読んでいて辛いものがあるけど、語学学習のコツはうなずけるものばかりで参考になる。
ぜひ読んでみてください。
https://digital.asahi.com/articles/ASSC10TD8SC1UTIL017M.html?ptoken=01JC9SFPZE5JV4850SCEAWWMF5
弁護士の太田啓子さんからのプレゼント記事になります。
非正規公務員の仕組みがひどすぎるのでなんとかしたい、低気圧にくるしむ非正規公務員当事者。
家父長制にも資本主義にも負けてる。けど抵抗する。