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山尾悠子『飛ぶ孔雀』

様々な人の物語が入り乱れ混じり合い、これは誰の物語だったかと思っていると、誰かと誰かの姿が二重身のように重なって、これは鏡の表裏であったのかもと合点しかけるとまた離れていく。

よく分からない。形が定まらない。しかしだからこそ何かを捉えようとして読むのが止まらなくなる。読みやすくはないが、何故かするする進む。何とも表現し難いが、自分はこの小説がとても好きだな。もう一度読み直さねば。

books.bunshun.jp/ud/book/num/9

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