車のディーラーさんから一度ファイナンシャル・プランニングを紹介させていただけないか、ということで、顔を立てるためにも某生命保険会社の1級ファイナンシャルプランニング技能士の方にオフィスまでお越しいただいて、私が毎月偏執的な執念で記帳している私の貸借対照表をお見せしたら、唖然として、「特に何も申し上げることはございません」といって帰っていった。
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有利子負債なし、固定負債なし、自己資本比率は100%に近い。資産は現預金、有価証券、不動産に分散させてあるから、もうこれ以上できることは実際ほとんどない。さらに金を稼ぐだけだ。
ちょっとかわいそうだった。カンダタくらいならなんとかなる、というおじさん（結構キャリアのある人だと思う）がゾーマにいきなり遭遇して即死したみたいな感じだった。私の資産に対して助言をするのはファイナンシャルプランナーの仕事ではなくてアセマネの仕事の範囲なので無理だよ。家計を企業会計として捉えている人に対してファイナンシャルプランナーは役は立たない。追跡する KPI がまるで違うからな。