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バフムトでえらく持ちこたえているな、と思う。事前に要塞化されていたという話だが、やはり陣地、塹壕があるな……。ルハンシクからドネツク州バフムトへの幹線道路を厄する位置に陣地があるのでやはり十分準備されていたと。このあたりはどうも扇状地でバフムト市内に向かってなだらかに降っていく地形なんだな。
ワグナーの囚人部隊が囮としてウクライナ砲兵の所在を突き止めるために肉塊と化す、というのはよくわかる。稜線以外に特に隠蔽するものない平原なので、たぶん稜線ごしの砲兵戦をやっている。
戦車が欲しいのはたぶん東のバフムトのためではなくて、南東のドネツク正面のためではないかな。ここで機動戦を実施したいはずだ。
周辺の丘陵の稜線の確保が重要になる。包囲されやすいと言えばされやすいし、稜線を確保できていれば防御しやすい。すぐ後方のコンスタンチノフカと連絡はできているのだろう。たぶんディエンビエンフーの戦いみたいな雰囲気になっていると思う。