おそろしく優秀な人たちばかりと働いてきたが、最近は良くも悪くも「ふつう」の人たちを何とかしなければならなくて、むつかしい。

駆け出しの頃の研修で、社内研修の講師やその研修内容が馬鹿げたものだと、ある同期と私は見抜いていた。その同期は抜群に優秀で、研修の講師が自明なことをぐちゃぐちゃ言うことに辟易していた。彼と私は同じグループでグループ・ワークに勤しんだが、私は開口一番、この研修は本当にどうしようもないので、研修で高得点を取ることを目標とするのではなく、研修の目的は無視し、このグループで、講師はまるで理解できないだろうけれども、建設的なアウトプットを作ることを目標としよう、と提案した。爾来、彼とは付き合いが続いている。あの頃はよかったな。ある種の新規事業開発の研修だったが、計算モデルを作り、 Pro Forma を作って、我々以外誰も理解できなかったが、いい経験だった。

この研修はクソなので、我々は独自の学びを得ることに集中しよう、と宣言できたことはよかった。まあ、他のメンバーの反対もややあったが、どうしても IQ みたいなもので差が出ざるを得ないのだ。

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本当に賢い人って、やや悟っているように見えるんだが、火の付け方が実はあって、あれはうまく火を付けられたな。

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