著者のローズ教授が明らかにしたように、現在、世界を席巻している「ウォーク資本主義」は、実は、「意識高い系」に偽装された新自由主義であり、言わば新自由主義の進化系だったのである。見えにくくなっている上、ポリコレの威力によって批判しにくくなっている。露骨な新自由主義よりもタチが悪い
保守勢力に強く支持された安倍政権が、女性の活躍や移民の受け入れといった進歩主義的な「意識高い系」の政策を打ち出したことは意外だとする見方が多かった。しかし、「ウォーク資本主義」を理解していれば、何も意外なことはないだろう。安倍政権は、その新自由主義の隠れ蓑に意識高い系を利用した
この「ウォーク資本主義」、日本でも早急に対策を議論し始めなければならない問題である。
ウォーク資本主義は民主的な根拠に基づいて反対され抵抗される必要がある。それは、公共の政治的利益がグローバル資本の私的利用によって、ますます支配されるようになつてしまうからだ、この場合、企業資源の相当な部分が公共道徳を利用するために充当されるなかで、民主主義に問題が生じることになる
女性の課題に集中するということは、女性、すなわち最多数である弱者の権利を包括的に追求するということであり、それこそが女性の党の設立目的である。
わかる。私もそう考えるようになった。
性自認思想と通じる
二重思考はまさにイングソックの核心である。というのは、心から誠実な盤石の目的意識を保ちつつも、意図的な誤魔化しを行うことが、党にとっては必要不可欠だからだ。
1984
ジョージオーウェル
支配し、そして支配し続けるには、現実感覚を狂わせることが不可欠である。
1984
ジョージオーウェル
おしなべて言えば、理解が深まるほど迷妄も深くなり、知的であるほど正気でなくなっていく。
戦争に対する意識がもっともまともと言えるのは、紛争地域で虐げられた当事者達だ。
1984
ジョージオーウェル
公式のイデオロギーは、その必要がないところに至るまで、矛盾に満ちている。こうして党は社会主義運動が本来掲げてきた原則を一つ残らず排除し、非難するばかりか、それをわざわざ社会正義のもとに行っているのである。
1984
ジョージオーウェル
つまり、まず権力を掌握するように導いたのち、二重思考、思想警察、途切れることのない戦争状態、そして他に必要な小道具を全て作り出した、疑問を抱くことなど断じて許されぬ本能が潜んでいるのだ。
1984
ジョージオーウェル
スレッズ見てたらイライラしてきたので愚痴ってきた。何だあの綺麗に統率された全体主義的なSNSは。
そうです。私です。複数のSNSが使いこなせません。平和外交で戦争回避を。