アニメmygo!!!!!、巷では鬱アニメ・ドロドロな関係・巨大ぐちゃぐちゃ感情とかで言い表わされがちだけど、「居場所を喪っていた人たちが、その居場所への執着と挫折を経て、新たな居場所を獲得するために個々のやり方で前進しようとする」青春モラトリアムアニメなので、挫折を味わった人や自分の存在価値に悩んだ人にグサグサに刺さる内容なんですよね………
多分、それってさ、『輪るピングドラム』なんだよな……………
5話で千早愛音がほんとうの自分を高松燈に見せた末の「迷子かぁ…じゃあさ、一緒に進む？迷子のままで、私たち」と曰うところまで"""完璧"""としか言いようがなく、ほんとうの自分を曝け出したところで今後の２人の関係は良くなってゆくとは限らない、だけどその混沌とした関係を「迷子のままでも、一緒に進まない？」と"約束"することによって、その後の路は自ずから決まってゆくというテーゼをこの台詞一つで集約しているところ、構成の妙としか言えなくなる。
mygo!!!!!、何だかんだ言って5話が一番好きかもしれない。「何度ダメになってもやり直せるって思わないと」という千早愛音の何気ない一言がずっと心の礎になっている高松燈だからこそ、外見だけは良い面を並べて実はずっと逃げ出してばかりの"現状"だった千早愛音の手を取って"現状"から逃げ出せる5話の構成が完璧すぎるので………
BanGDream!は前々から大好きでずっと中村航の作詞性にベタ惚れしてた poppin' partyのオタクだったワケなのですが、mygo!!!!!はこれまで自分の好きだったポストロック・ハードコア狙い撃ちで来られちゃった上に「ガールズバンド×叙情ハードコア」の新しい可能性に非常に希望を持ったんですよね。「潜在表明」と「無路矢」を聴いたときの衝撃、忘れたくない。
子宮頚がんの定期診察で段階がHSILに進行したのでまた精密検査受けてきました。その結果次第でまた手術を視野に入れることになってしまうのですが、とりあえず検査結果を待とうと思います。
オタクの学び：強風キャンプは雨天と同じく荒天なので確実にしない方がいい。
先日観た「キリエのうた」の感想です。
女二人男一人の三角関係モノかな？と思ったら、女二人のバナナフィッシュだった………(???)
相変わらず岩井俊二×小林武史の映像美と音楽センスで殴られるのは嬉(き)になるのですが、話の風呂敷を広げすぎるが収束せずに終わってしまうので、「この主要人物、ストーリーに必要あったのか？」となってしまったり、話中で最もスペクタクル的要素がそのシーンだけで完結してしまって「動機づけには足りないな…」と思ってしまったりと、色々脚本で思うことがある作品だったな、という所感に陥りました。
今日は地元で開催された歴史の講演会に行きました。来年の大河の監修やってる日文研の先生が登壇されたのだけど、そこで作られた「摂関期古記録データベース」とかゆう平安貴族の人名入れたら時系列順に出来事を網羅してくれるすごいDBの存在を初めて知りました。こういうの本当に重宝するので、平安時代だけでなく中近世の文献版も欲しいぜ。
https://rakusai.nichibun.ac.jp/kokiroku/
オタクくん、mygo5話・スタァライト4話・虹ヶ咲1期12話に一生精神縛られてるのか？
岩井俊二の「キリエのうた」はもう上映始まってたし、マーティン・スコセッシの新作も言うてる間に始まってまう………「オオカミの家」もまだ観れてない不甲斐無さ………
運命共同体だから友達みたく馴れ合いなどで結び付いているのではなく、嫌いになって手を切ろうとしても自分から手を切ろうとしても一生離れられない関係性になってしまうのが好きなんだよな。「一生の相手」を見つけるってどうしようもなく凄いことなんよ。
最近はm…go!!!!!に異常興奮するオタクな日々を過ごしてるのですが(自己紹介)、やっぱりオタクは"運命共同体"というものが狂っちゃいそうなほど好きみたい。
今日は通院デーだったのですが、自分のHPVの型が52型とハイリスク型だということが判明しました。子宮頚がんと言えば16・18型だけど日本のがん化する型で多いのが52・58型で、保険適用接種できる4価ワクチンの中に入ってないのが意外だった。
