フォロー

『本日公休』を先日観てきました。理髪店を営む女店主の常連客や家族の絆を巡る何気ない日常を映し取った映画で、あらすじ以上の出来事も本当に起きないのですが、「後頭部を見ればどんな髪型が似合うのか一発でわかる」という主人公と常連の間の関係性、「あなた(子ども)が何を考えてるかわからない」という親子の関係の描写を行ったり来たりすることで、一人の人物の「誕生から墓場まで」というライフサイクルを描写する表現と、台中の下町の風景がいい感じに組み合わさって、しみじみ良いなぁと思わされる映画でした。あと店番のキジトラチャンが超かわいい。ルンバ(息子が持ってきたもの)にびっくりやニャルソックといった自然体なネコチャンを見られる映画はきっとこれだけ。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。