マイナンバーによる公的手続の履歴の一元化、危惧している人もいるけど、エピソード的ではない雑多な出来事はなんでも忘れていってしまう私のような人間には非常に助かるな
ただそのありがたさの感覚は私が「公的手続を今後も主体的に行う場面が複数存在する」うえに、比較的世間知らずにこれまで生きていくことができてしまっていたからで(確定申告やってる個人事業主のひとみんなすごい、みんなえらい)、これまで年金手帳、母子手帳などなどの「分散型公的手続書類」があって当たり前だった世代の人たちの考え方を変えるのは本当に難しいのだろうな。だからゴリ押しに走るのだろうけど(個人の感想です)
雑事
水曜日に農協から連絡があり、昼休みにかけ直した。
現在農協側に登録されている住所はwebで表示されている学生時代の住所ではなく、就職して最初に住んだ地獄のような寮なので、住所変更の申請も変更前の住所を書き直して郵送し直してくれないか。と言われる。
紙で。この時代に、紙で!
新卒時の住所変更の手続、全く記憶にない。(当時軽度のうつ状態だったため、その頃の記憶がほぼ飛んでいる。それに本当に世間知らずだったもんな、あの頃(なんでコウキョウテキナオシゴト今も続けられてるのかぶっちゃけ謎)。
農協は地域区分が細分化されており、手続が面倒らしい。口座休眠してませんか、とも疑われた。本当に時代についていけていないことを実感するが堪忍袋に落とし込む。早くマイナンバーで移行できるようにしてくれー。せめてwebで手続きできるようにはしてくれよ。
農民の家の長男に生まれ、農協の保険を親からあてがわれ、保険の支払のために口座を開く。
前世代であれば何もおかしくない。
でも、前提が違うのに、親世代の仕組みを踏襲して生活を組み立てようとするから、たぶん私はちぐはぐな生活の困難さを過ごしているんだろう。
私は私の山猿としての因習を未だに解けていない。リベラリストを気取っても、田舎者の血はずっと私の中を流れている。