正直な所、私は「恵まれた」側にいる人間でして、だからこそ「環境が与えられなければ、今と同じ学歴は得られなかった」という確信を持っているのです。
たまに、「『恵まれている』と言われて、抱いた罪悪感をどうすればいいんだ」という話題を見かけますが、当事者の1人としましては、「ノブレス・オブリージュという方便を取り入れてみては?」と答えますね。
(まぁ、「役に立たねば」「恩を返さねば」と思い詰めすぎるのにも、諸々弊害はありますけどね)
(世の中には、「とにかく良い成績を得ろ」「学費をを払ってやったのに」という方向で虐待してくる保護者もいるし……)
ここで言うノブレス・オブリージュ、「『恵まれた』という自覚があるのなら、『その分を、社会に還元しよう!』と考え動くことで、罪悪感を中和することができるよ」くらいの意味ですね。