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うみねこ全編を俯瞰した上での、ベアバトの話 

ep3でヒロイン化し、ep4で「右代宮戦人には罪がある」と宣告するベアトですが、実はどっちも偽書での姿なんですよね。
ここに、作者である八城十八の想いが詰まっているなぁ……と思います。
「ベアトのことを気づいてやれなかった、あの日一緒に沈んでやることすらできなかった戦人」を、どうにかして黄金郷へ連れて行こうとしている。

一方、ep1・ep2(・Confession)のベアトは、徹底して、恋心を弄ぶ魔女として描かれていて。
彼女は、ベアトを愛してもらおうとは思わなかったし、戦人に対しても、恋心が残っているというよりは、「過去の自分を裏切れない」「心変わりした自分を許せない」という側面が強そうだなぁ……と。

ゲーム盤上はベア→バトに見えるけど、実はそうじゃないんだよなぁ……俺も、それに気づくのに数年掛かったけどなぁ……ややこしいカップリングだぜ、全く。

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