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これ、前にTwitterでも呟いたけど、そもそも「ピンクやスカートが好きな『男性』」を見かけただけで、やれ「男らしくない」だの「女々しい」だの馬鹿にしてくる連中がいるからこそ、
シス男性でも「もしかして、自分の心は女なのか……?」という、本来なら不要な問いが発生しているんだと思う。
(第二次性徴による変化で不安な時なら、なおさら、そうだろう)

思春期のシス女性が「女になりたくない」と叫ぶ時、それは「第二次性徴によって変わった周りの目」や「ジェンダーに対する押し付け」への抵抗なんだけど、
それを未成年の当人が性別違和と混同するのは仕方ないよね……「すぐトランスだと決めつけてくる連中」よりも「すぐジェンダーを押し付けてくる連中」の方が、ずっとずっと身近な脅威だよ。

というか、そもそも「ピンクやスカートを好きな『男性』を、女だと決めつける連中」こそ、「男がピンクやスカートを好きな訳がない→女だ!」となっている奴では……。

「トランスにおける性別違和」と「ジェンダーを押し付けられる違和感」は異なる(※同時に発生することはある)ことを大前提としつつ、
後者を前者だと勘違いさせてしまう社会に問題があるよね……という立場です。

(なので、トランスヘイトに陥っているフェミニストを見ると、「ち、違う、本当の敵はトランスじゃない! むしろ、同じ敵に苦しんでいる仲間だ!」と悲しい気持ちになる)

あー、というかあれか、「トランスの性別違和と、ジェンダーへの抵抗は異なる」という前提が知られてないからこそ、「ジェンダーを押し付けるな!」というノリでトランスヘイトしてしまう……ということなのか?
いや、私もシスだから、性別違和を真に理解している訳でもないし、「そもそも、単なる体のパーツに社会的な意味が付与されすぎているため、ジェンダーを呼び寄せる『女らしい体』を憎むこともある」というのも共感できるが、しかし……。

「思春期の子が混同するのは許せるが、大人が混同するのは許せないのか」と言われたら、まぁ、そうですね。
(なんかこう、「フェミニズムを学んだら、その区別は付けられるようになるでしょ」みたいな思いがある)
(だからこそ、学者などには、「素人の素朴な直感」の訂正をお願いしたいのだが……)

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