阪神百貨店梅田本店で今日まで開催されていた「第4回 OSAKA ART FES HANSHIN」で見かけたこの絵、マンガやアニメに端を発するキャラクターアートを踏まえつつも──いわゆる「絵師」が往々にして醸し出してしまうような──エグみがうまく削ぎ落とされており、キャラ絵の脱構築として意外とよくできてるなぁと思ってキャプションを見てみたら、作者はセルビア人と紹介されてたので驚くやらなんやら Aleksov Ana(1992〜)。
かかる具合にキャラクターアートも「フォーム」として形式化されることで、文化的背景がなくても再生産されやすくなっていくのかと、不思議な気分になったのでした。