大阪中之島美術館、2025年度の展覧会スケジュールが公開(Tokyo Art Beat) https://news.yahoo.co.jp/articles/eea5abb5c206cfa14a123d6f82a5b9350b2c9281?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240920&ctg=lif&bt=tw_up
各国公立美術館の先陣を切って(?)大阪中之島美術館が来年度の予定を公開してますね。個人的には2023年くらいに開催予定だった(けど諸事情あってお流れになっていた)サラ・モリス展が2026.1.31〜4.5に開催予定なことに注目。大阪を舞台にした映像作品《サクラ》がまた見られるんでしょうか。
《サクラ》、コロナ禍前にアートエリアB1(京阪なにわ橋駅内)での上映会で一度接したことがありますが、各ショットの繋ぎ方のリズム感や、ショット内に様々な場所でロケハンした上下運動(エレベーター、クレーン、阪神高速など)をフィーチャーすることで、日本資本主義発祥の地としての大阪を暗喩的に、かつ資本による意識/無意識の往還運動の舞台として描き出すというコンセプト上の力技に超瞠目したものです。あとBGMが(モリスの当時のパートナーだった)リアム・ギリックだったことにも驚。あの人なんでもやるんやね
先日立ち寄った際には上村松園展と大カプコン展のフライヤーが既に配布されてましたが、大カプコン展ってホンマにやるんや…… と思いつつ、しかしそれにしても──特定のタイトルやクリエイター単位ではない──ゲーム会社単位での美術館展ってもしかして史上初? と思ったのもまた事実。(アート)コレクティブの究極でもあり仮想敵でもある存在としての大手企業をどう位置づけるかによっては大化けしそうですが、まぁカプコンのキラータイトル群(スト6、ロックマン、バイオハザード、モンハン、鉄騎←、キカイオー←←etc)の限定DLCでファンを釣ってお茶濁す感じになりそう……?