祖父は福永武彦、父は池澤夏樹「『池澤』の名で出す以上、きちんとした作品を…」“3代目”の汗と涙が凝縮した初のSF小説集(文春オンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/53106623e125aa4e33141c8bec38a4cb03207e01?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240707&ctg=ent&bt=tw_up
知らん間に池澤春菜女史が小説家デビューしはったんですか。同じ早川書房から発売されているエッセイ集『SFのSは、ステキのS』は読んだことがありますが……
記事でも触れられているように、池澤女史の祖父は福永武彦(1918〜79)なのですが、ところで当方、その福永(と中村真一郎(1918〜97))とともに「マチネ・ポエティック」を結成していた加藤周一(1919〜2008)の授業を学生時代に受講したことがあり、授業が終わった後の飲み会にも一度同席したことがありまして、その折にそう言えば福永武彦のお孫さんって今アニメの声優をしてはるんですよと言上したときに、加藤がなんとも形容し難い表情をしたのがひどく印象的でした