この手のArtistically Engaged Sociology(?)な学科として既に存在している追手門学院大学社会学部の社会文化デザインコースの卒展というのが1月に(同大学のある)大阪府茨木市で開催されており、知人が同コースの教授をしている縁で拝見したものですが、カリキュラム的に「ちゃんと伝える」手段を身につけさせることに全振りしているのか、(自分自身も含む)当事者たちの具体的な語りをメディア化することに意識が向いた映像作品やパネル展示が多くて、美大芸大のそれとはひと味違うものとなっていました。
まぁ「推し活」を俎上に乗せた作品が多様なメディアで展開されていたのは、仕方ないとはいえ、今の学生にとって身近でリアルでアクチュアルなテーマってそれぐらいしかないんかなぁと思わされたのも、事実ではあるのですが (このテーマ、ジャニーズが爆発四散した来年度以降は取り上げ方がけっこうムズいお題になりますからねぇ…… ) [参照]