若者はあえて「ブラック企業」で働いてみるべき訳 https://toyokeizai.net/articles/-/691858
管見の範囲でも散々な言われような白井聡氏の記事ですが、タイトルからしてかなりヒドい。「あえて」という精一杯のアイロニーのつもりなんでしょうけど、白井氏本人の気質がブラックだから、さもありなんという感想しかないわけで(눈_눈(京都の某書店で店員に暴力を振るってたという証言がありました)。あるいは「マル経界の次世代のホープ」の座を斎藤幸平氏に奪われたから、ヤキが回った?
──それはともかく、《それでも、こうした企業の反社会的性格を抑制するために、経営者たちはさまざまに企業倫理を考え出してきました》と言って、企業や資本主義の偽善を暴いてる気になってるのを見ると、(いにしえの2ちゃんねる発祥な)「しない善よりする偽善」と言いたくなりますし、というかこのネットスラングは「する偽善」という位相を可視化していることにこそ資本主義の本質があることを(マルクスとともに)確実に言い当てているように見え、「資本論で考え」ているのはどっちなんだか…… となるのでした