昨日のお救い行脚は四条室町にある大垣書店でだったんですが、その大垣書店が最近刊行した批評誌『羅[うすもの]』のパイロット版が同店で配布されていたので、これもお救い。数年前に編者や執筆者たちによる手売りでのみ販売する批評誌──つまり手に入れようと思ったら彼らの居場所を突き止めて出会わないといけないのである(実際は手売り自体が半ばイベント化していたので、そんなに難しくはなかったのですが)──として好事家たちの注目を集めていた『アーギュメンツ』誌の編集長を務めていた批評家の黒嵜想氏が再び編集しているそうで、目次は画像参照。今後創刊号が予定されているようですが、京都市で一定の存在感を発揮している大垣書店の新たな試みに注目したいところです [参照]