"推し"カルチャーが隆盛してきた当初からこれには乗れないって立場で来たけど、批判を聞き入れないどころかおかしな角度の"反撃"に転じる手合いも見て、これはだめだ、向こう10年単位で反省の波が来ない気がするからもう触れるのやめたってなってた
男性性についての解説を見聞きした男性からの「自分が責められてるみたいで」というよくあるリアクションについて、いろいろ違う気がしている。
世界の最悪な部分を精細に描写して、そこで終わり、な作品に踊らされるのをそろそろやめておきたい。ポジティヴにしろネガティヴにしろ何か感想を言いたくなる、そういうときこそ何も言わずに済ませるってのをトレーニングしていかないとどんどんアテンションエコノミーに飲まれる。
文筆業。書評/音楽批評/コンプライアンス監修など。音楽・ジェンダー論・お笑い・映画・コミックなどポップカルチャー全般について執筆。連絡先:apple.gorilla.trumpet.pants@gmail.com