木曜殺人クラブ、とにかく大好きなので毎回読んでる途中でもったいなくなる。今回ももったいなくなり、途中で1作目&2作目を読み返したあと、3作目を再開した。あと、今秋刊行予定の4作目"The Last Devil To Die"も予約した。
ロン(元労組の活動家)が今いい感じになってる女の人(ヘアメイクさん)にマッサージに連れてかれて、ギャングに「お前が殺したのか?」と話を聞きに行った時よりも怖い、若い頃アーサー・スカーギルと一緒に警察のバンに押し込められた時の方がまだリラックスできた、って言ってて最高。
しかもさあ、結局のところすごくリラックスできて身体も軽くなったとはいえnot his thingではあるし、それに全体としてユーモラスに描かれてるけど、それでも明白にいわゆる「男らしさ」を持つ男性が癒しを得ることは「男らしくない」みたいな価値観にヒビくらいは入れられるかな?みたいな描き方で、そういうところも好き。
「木曜殺人クラブ 逸れた銃弾」も改めて邦訳で読み終わった。優しさと苦さとユーモアと希望があって、いまいちに思うところもあるけどそれでも愛さずにいられない好きなシリーズ。次作"The Last Devil to Die"も楽しみ。
"The Last Devil to Die"読みはじめたけど、今回いつものプロローグから泣いてしまった…人生…