パミョ、アイデアは面白いし、俳優さんみんな素敵だし(オンニがあの方とは!)儀式とか風水とかルール全般「そ、そうなの?」みたいなのが常識!みたいな顔でポンポン出てくるのは最高だったという前提で(特に序盤から前半のそれらしさが良かった、後半でも鬼遊びとかはすごく好き)これってシネマティックゲームだよなあ(私は後ろで見てる側なので乗り切れないのかなー)という印象が強かった。キャラクターのモノローグと章立てもそんな印象で、でも同じ感じでも「映画だー!」って思うこともあるので、この差はどこなんだろうな…
どうもこのキャストにこの世界観にしてはいちいち整い過ぎているのを感じ、「考察」ありきの余白さえきっちりした線なのがあんまり。これはプリーストでも思ったが、こういう題材にはグラグラしたもの、よくわからないものがもっとほしくなる。それは多分今求められてるものではないんだろうけど。プリーストも好きじゃなかったので(脚本の「時間回廊の殺人」は好き!ベネズエラ映画のリメイクだけど絶対原典にないネタがあり、そこはパミョと直接繋がってるよ)たぶん監督と映画として何を魅力に感じるかの勘所が違うんだろなと
地形を見せる空撮は韓国映画とスペイン映画に多い気がする。ぐねぐねした山をゆく車。
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