「時の支配者」をU-NEXTで。クリーチャーデザインと宇宙船の錆質感の素晴らしさにうっとりして筋をまともに追ってなかったので(語りも断片的だし)クラシックSFの抒情性全開な展開がくるの想像してなくて、こんなオーソドックスなのに「!」ってなってた。時の支配者というタイトルもよくわかんないなと思ったら、そういう話?そういう話!思想人間のビジュアルとかウォンウォンとか何あれー、うっとりするー。あんまり動きのない画面をもちもちした袋形状のユーラとジャドがふわふわと活気づけるのもよき
なんか全体としてみるとシリーズダイジェストー!って感じではあるが、しかしこの圧倒される美術とふんわりスペースオペラとレトロだから新しいシンセサウンドのメランコリック加減が心地よくて、ふにゃーんとなった。ふにゃーん
あと実は見てなかったパプリカを見たりしていた。今敏好きじゃなかったんか?という気がしますが、喪失を噛み締めることになりそうでずっと怖がってて見られなかった。今日は突然いける予感がして、見てみたら(やはり今見ると問題含みだなーとも思うんですが)なんかしみじみしちゃった。私も夢の中にいたみたい。2006年の都心部の景色は確かに記憶していたものに似ていて、その頃とは何もかもが違って、なんだか私がいた世界が今となっては夢みたいで、なんか映画にそんなに怖がることなかったんだよといわれてるみたいだった、映画と夢の話だから余計に